ご飯はあったかいうちが美味しいけれど、実は冷えた白米には驚くべきダイエット効果があるんですよ!
糖質制限しているから、ご飯食べちゃいけないと思ってました
そう、食べ方さえ気をつければ、お米は食べてもいいんです!
というのは、冷えることによって「やせ成分」が増えるからです。
今回は、冷やした白米がどのようにダイエットに役立つのか、その理由について詳しくご紹介します。
冷やした白米に含まれる「レジスタントスターチ」
冷やした白米がダイエットに効果的な理由は、「レジスタントスターチ」と呼ばれる成分にあります。
レジスタントスターチは、白米を炊いてから冷やすことでつくられる「消化されにくいでんぷん」の一種です。
このでんぷんは体内でゆっくりと消化され、血糖値の上昇を抑える効果があるため、ダイエットにおいて大変役立つのです。
ただし、急速冷凍してもレジスタントスターチは増えません!
一番レジスタンススターチが増えるのは4〜5℃です。
レジスタントスターチの具体的な効果
それでは、レジスタントスターチにどんな効果があるのか、お伝えしていくよ!
血糖値の上昇を抑える
炊きたての白米は、消化が早く、血糖値が急激に上昇しやすい食品です。
これが体脂肪の蓄積に繋がる原因となります。
しかし、冷やした白米に含まれるレジスタントスターチは、消化に時間がかかり、血糖値の急上昇を防ぎます。
これにより、インスリンの分泌が抑えられ、脂肪の蓄積を減少させる効果が期待できます。
満腹感が長持ちする
レジスタントスターチは消化されにくいため、満腹感が持続しやすいという特徴があります。
これにより、間食を防ぎ、食事量を自然にコントロールすることができます。
ダイエット中にありがちな空腹感との戦いを和らげるため、冷やした白米は非常に効果的です。
腸内環境の改善
レジスタントスターチは、消化されにくいだけでなく、腸内細菌によって発酵されることで、短鎖脂肪酸を生成します。
この短鎖脂肪酸は腸内環境を整える役割を果たし、便秘の改善や、免疫力の向上にも寄与します。
腸内環境が良好であれば、体内の代謝も向上し、痩せやすい体質を作りやすくなります。
冷やご飯をどうやって取り入れる?
普段食べるご飯を、炊いた後に炊飯器から出して、ラップをかけておくなど保存しましょう。
冷やす時間は、少なくとも4時間以上が目安です。
あるいは、食事の時に、野菜や汁物から先に食べて、白米を最後に食べるということもOKです。
また、冷やしたまま食べるのが苦手な方は、少し温めることで食べやすくすることも可能です。
再加熱してもレジスタントスターチは残るので、ダイエット効果は損なわれません。
ダイエットに繋げるためのポイント
冷やした白米を取り入れる際には、食べ過ぎに注意することが大切です。
適切な量を守り、バランスの取れた食事と組み合わせることで、効果がより高まります。
また、冷やご飯だけに頼るのではなく、野菜や汁物なども加え、しっかりとした食事も心がけましょう。
まとめ
今回は冷やご飯が本当にダイエットに効果的なのかについてご紹介してきました。
冷やした白米は、ダイエットに嬉しい効果をもたらすレジスタントスターチが豊富に含まれています。
血糖値の急上昇を防ぎ、満腹感を持続させ、腸内環境を整えるという多くのメリットがあり、特に40代、50代の女性にとっては、無理なく続けられるダイエット方法としておすすめです。
今日もお読みくださり、ありがとうございます!
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