毎日のごはんにちょっとプラスするだけで、食卓が華やかに変わる食べ物といえば、ピクルス。
そのまま食べるのもよし!
メインディッシュに添えたりするのもよし!
どんな場面でも料理に一花添えてくれるものです。
酢はダイエットにもよいと言われていますので、ピクルスを常備しておくと何かといいですね。
必要な材料や保存のコツまでしっかり紹介しているので、「家で簡単にピクルスを楽しみたい!」という方にピッタリの内容になっていますよ。
そこで、今回はピクルスの作り方やアレンジ方法などについてお伝えしていきます!
ピクルスは西洋の漬物
ピクルス(pickles)とは英語で「酢漬け」という意味。西洋の漬物と考えて良いですね。
野菜やフルーツをハーブやスパイスなどと一緒に酢漬けしたものです。

よくハンバーガーの中にサンドしてあるよね!
ピクルスはいざという時に付け合わせやおつまみにして、大活躍するすぐれものです。
ピクルスの作り方



とってもカンタンにできちゃうから、ぜひ作ってみてね!



野菜はどんなものでもOK!
それでは、カンタンにできるピクルスの作り方を一緒に見ていきましょう!
・にんじん
・きゅうり
・パプリカ
・大根
【ピクルス液】
・酢 150ml
・水 100ml
・砂糖(はちみつでも可)大さじ4
・塩少々
・ローリエ1枚
にんじん、きゅうり、パプリカ、大根などを短冊切りにする。


野菜を全部、20秒ほどさっと茹でます。





茹でるか茹でないかは好みの問題ですね。でも、根菜類を入れる時には、茹でたほうが食べやすいです!
ピクルス液の材料に火を通し、煮溶かします。
冷ましたら、瓶に野菜を入れてピクルス液を注ぎます。



ピクルス液はいろんな料理に使えるから、食べ終えても捨てないでね!



お好みでマスタードを入れるのもいいですよ。
もっと簡単に作りたい方はカンタン酢を使おう!



徹底的にカンタンに作りたい!!!その気持ちが強い方は、カンタン酢を使うといいですよ!



そう!ピクルス液はカンタン酢だけでOKです!
酢、塩、砂糖、ダシがミックスされてるから、味付けを自分でいなくてもOK!こういうのって、楽チンですよね🎵



ピクルスにつけて余ったカンタン酢は別の料理に使えますよ!
たとえば、酢豚や生姜焼きなんて、バッチリ!!
自家製ピクルスを美味しく仕上げるコツ5つ
自家製ピクルスを美味しく仕上げるコツ5つをご紹介します。
ちょっとした工夫で、プロ顔負けの味に仕上がりますよ〜!
①砂糖と酢のバランス
ピクルス液の味を決める一番大事なポイントが、砂糖と酢のバランスなんです。
甘すぎるとべったりした味になっちゃうし、酸っぱすぎると刺激が強すぎて食べづらい。
目安としては「酢:砂糖=2:1」くらいがちょうど良いバランスです。
さっぱり系にしたい場合は砂糖を少なめに、甘めにしたいときはちょっと多めにすると、自分好みの味になります。
味見しながら調整してOKです!そのまま舐めて「ちょっとおいしい」くらいがベストなんですよ〜。
②スパイスの選び方
ピクルスに深みと香りを加えるなら、スパイス選びも大切です。
初心者なら、ローリエ、黒こしょう(ホール)、にんにくあたりから始めるのがオススメ。
慣れてきたら、マスタードシードやクローブ、ディルシードなど、ハーブ系スパイスも試してみてください。
特にディルはピクルスとの相性抜群で、一気に本格的な味になります。
入れすぎるとクセが強くなることもあるので、最初は少量ずつ加えてみてくださいね。
③酸味をやわらげる裏技
「ピクルスってちょっと酸っぱすぎるな〜」という方におすすめなのが、酸味をマイルドにする裏技。
実は「はちみつ」や「みりん」を少し加えると、酸味がグッとまろやかになるんです。
はちみつは自然な甘みとコクが出て、味に奥行きが生まれます。
みりんは優しい甘さで和風のアレンジにもぴったり。
どちらも少量で効果的なので、ティースプーン1杯くらいから試してみてください!
④瓶の煮沸消毒のやり方
保存性を高めて、安心して食べるためにも、瓶の消毒は絶対にやっておきましょう!
やり方はとっても簡単です。
まず、大きめの鍋に水を張り、瓶を入れて火にかけます。
沸騰したら5〜10分ほど煮て、清潔な布やキッチンペーパーの上に逆さに置いて乾かすだけ。
フタも一緒に煮沸するのを忘れずに!これで菌の繁殖を防げますし、ピクルスも長持ちしますよ〜。
⑤冷蔵庫での寝かせ方
作ってすぐのピクルスもフレッシュで美味しいですが、寝かせることで味に深みが出るんです。
最低でも1晩は冷蔵庫で寝かせましょう。
2〜3日すると味がしっかり染みて、野菜もほどよくしんなりして絶品になります。
個人的には3日目くらいが一番おすすめ!ちょうど良くまろやかになって、酸味もほどよくなります。
冷蔵庫で寝かせるときは、瓶のフタをしっかり閉めて、できれば振らずに静かに置いておくのがポイントですよ。
作り置きに最適!ピクルスの保存と日持ちガイド
作り置きに最適!ピクルスの保存と日持ちガイドについて解説します。
しっかり保存して、長く美味しく楽しみましょう〜!
①常温・冷蔵・冷凍での保存方法
ピクルスの保存は、基本は「冷蔵保存」です。
常温でも短時間ならOKですが、長期保存には向きません。
冷蔵庫なら約2〜3週間は保存可能です。
冷凍もできなくはないですが、食感が損なわれるのでおすすめはしません。
しっかり煮沸消毒した瓶に詰め、密閉して保存するのがポイントですよ。
②賞味期限と腐敗の見分け方
見た目や匂いに変化が出てきたら要注意です。
液が濁ったり、カビのような白い膜が出たらアウト。
酸っぱい匂いではなく、ツンとした異臭がした場合も腐敗のサインです。
だいたい、2週間以内に食べ切るのがベストです。
冷蔵保存中も、取り出すときは清潔なスプーンを使うようにしましょう!
③瓶詰めで長期保存する方法
長持ちさせたいなら「瓶詰め保存」が最適です。
しっかり煮沸消毒した瓶に熱々のピクルス液を注ぎ、すぐにフタを閉めて逆さにして冷まします。
これで瓶内の空気が減り、密閉状態になりやすくなります。
この方法なら、冷暗所で1ヶ月〜2ヶ月ほど保存が可能。
ただし、一度開封したら必ず冷蔵保存に切り替えてくださいね。
④作り置きの活用アイデア
残ったピクルス液も捨てずに有効活用しましょう!
ドレッシングのベースにしたり、マリネ液や煮込み料理に使えます。
肉や魚を漬け込んで、柔らかくする「酢のチカラ」も使えますよ。
冷蔵庫に1瓶あると、忙しい日のお助けアイテムになるので、作り置きして損はないです。
我が家でも週末に仕込んで、平日にさっと取り出せるようにしています。超便利ですよ〜!
まとめ|ピクルスの作り方をマスターして食卓を豊かに
この記事では、「ピクルス 作り方」をテーマに、初心者でも失敗しない基本レシピから、保存テクニックまで幅広くご紹介しました。
ピクルスは、ちょっとした工夫で味わいがガラリと変わる奥深い常備菜。
甘口や和風、ピリ辛など、自分好みにアレンジしながら楽しめるのが最大の魅力です。
さらに、作り置きできて、健康にも良いのがうれしいポイント。
あなたの食卓に、カラフルで美味しいピクルスを加えて、毎日のごはんタイムをちょっと豊かにしてみてはいかがでしょうか。
より詳しい食材の扱いや発酵保存については、以下の公的機関の情報も参考にしてみてください。
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